対象:効率的に仕事がしたい方 
効果:仕事をひとまとめにして効率化する視点を持てます

 今回は、効率化の続きで「2.一本化」ひとまとめにやれる仕事をまとめる、について考えたいと思います。前回は「やらなくてもいい仕事の削減」についてお話しましたが、その次に取り組みたい課題です。複数個の作業がひとつにまとめてやれるようになれば、作業時間短縮だけではなく、費用軽減にも繋がります。

 例えば、コンビニのセブンイレブンは、出店する場合、配送ルートに店を集中的に配置するそうです。そうすることで、商品の配送において配送回数を減らすことができ、配送時間の短縮や輸送費、人件費を抑制することができます。

 また、工場の生産方式にU字ラインというやり方があります。これは、U字型の作業台に作業者を配置することで、一人の作業者に割り付ける作業の組み合わせが豊富になる、という方法です。複数の作業を担当することで部品のひと塊を一人の作業者が作成するわけです。この方法は、作業者が複数の工程を担当するため、習熟度を高めるのに時間がかかりますし、作る製品の性質によっては従来のベルトコンベアーによる流れ作業の方がふさわしい場合もありますが、生産量に応じて柔軟に作業編成することができますし、効率的に製品を製造していくことができます。

 あと、事務作業において、例えばエクセルを使った作業で、一つの仕事に複数ファイルを作成していてはファイル管理が煩雑になります。「次、どのファイルを使うんだっけ」「あのファイルどこやったっけ」と迷ってしまうこともあるでしょう。ですので、エクセルのタブ機能を使い、ファイル内の複数タブにより仕事の流れに沿って各作業を各シートに配置することで、一つの仕事を一つのファイルにまとめることができます。

 「ひとまとめにやれる仕事をまとめる」という視点で自分の仕事を振り返ってみた時、色々とアイデアが浮かんでくるかもしれません。そして、セブンイレブンの例にもあるように、仕事の規模などによっては大きな効果を生む可能性があります。最初は小さなことからでよいです。考え取り組んでみることで、仕事をひとまとめにやるスキルを高めて頂ければと思います。

 次回は、効率化の「3.単純化」についてです。