対象:正確に仕事がしたい方 
効果:正確さの要因・重要性・バランスについて理解できます

 仕組み作りにおいて「正確に」も重要なキーワードです。例え仕組み化によりどんなに仕事が早くなったとしても、その分エラーが頻発するようでは信頼できません。

 正確さに欠ける原因として、
  ・その仕事内容を把握していない
  ・情報伝達方法に問題がある
ということなどが挙げられるかと思います。間違いが頻繁に発生するならば、それがどの過程で起こることなのか見直す必要があります。

 正確さに欠ける弊害として、
  ・間違いを正すのに数倍も時間や労力がかかってしまう
  ・追加の費用が発生する
  ・信頼度が低下する
といった現象が起こってきます。

 例えば、銀行振込による業者さんへの支払い額が過少の場合、
  ・まず、業者さんからの電話連絡
  ・内容の確認
  ・誤った額と正しい額の差額計算
  ・業者さんへのお詫びと追加額の支払い方法の確定
  ・追加の振込手数料の発生
  ・訂正の伝票処理
などの手続きや追加費用が発生してしまいます。

 また、一回の間違いでも信頼度が大きく低下します。通信販売などで発注した物と違う物が届くと、それが初めてのことであっても、うーん、と思ってしまいます。それが二回以上続くなら、もうそこを使うのはやめよう、と思うのではないでしょうか。一度信頼を失うと取り戻すのはとても大変です。やはりそのために大きな時間と費用が掛かってしまいます。

 ですが、一方ですべてのことに正確さを求めると、これまた時間や費用が掛かります。正確に越したことはありませんが、注力しすぎると今度は効率性が低下します。余力があるならば正確さを徹底することは問題ありませんが、そうではない場合は、
  ・商品・サービス
  ・安全性を追求しなければならないこと
  ・企業にとっての重要事項
などに関しては正確さを徹底し、多少の間違いがあってもそんなに大きな影響がないことに関してはそこそこの正確さを求める、などメリハリをつければ良いのではないかと考えます。

 次回は、「高品質な」についてです。