対象:高品質な仕事を提供したい方 
効果:高品質の「認知」に関し、「広告」の視点について理解できます

 今回も、前回に続き高品質の「認知」の続きです。
 商品が高品質であることを伝える手段として前回は「パッケージ」についてあげましたが、今回は「広告」をテーマに考えてみます。

 広告には様々な表現方法があります。おおよその目的は売上向上が多いかと思いますが、商品の品質の良さをアピールする手段でもあります。所狭しと写真や情報を紙面に盛り込んだものもあれば、社名と写真だけで表現されたものもあります。

 例えば、行きつけの床屋に男性向けのファッション雑誌が置いてありますが、その中の広告に会社のロゴと格好いい外人のモデルと背景だけが大きく表示されたものがあります。値段も商品も載ってないのですが、目的は会社のブランド力を高め顧客の関心を向けさせることだと思います。ブランド名が広く認知されており、高価格帯の商品を扱う企業に多い表現法ではないでしょうか。

 お客様の声によって商品の効果を伝えている広告表現をよく見ます。サプリなどの健康関連商品に多いですね。「このサプリのおかげで階段をらくらく上り下りできます(80歳)」みたいな感じです。品質の良さが非常に分かり易く伝わり、購買に直結する表現だと思います。

 値段による表現もあります。価格と比べることで品質の良さを際立たせる場合、価格を大きく表示します。「こんなにいいものがこんなに安く買えますよ」ということです。他社商品と比べ価格競争力があるならば有効な手段です。

 商品の写真も品質の良さをダイレクトに伝えます。飲食業における料理の写真は定番ですね。いかに美味しそうに見せるかが売上を大きく左右するのではないでしょうか。旅行業における旅行先の風景写真の美しさも、「行ってみたい」と思わせる重要な表現方法です。

 キャッチコピーも高品質を伝える上で重要ですね。高品質を表現するコピーとして、「一流」「高品質」「こだわり」「がんこ親父」などのフレーズがあります。

 他に、
   経験:「パリの三つ星レストランでシェフとして働いた経験を持つ」
      「その道20年のベテラン職人による」
   希少価値:「特定地域にしか生息していない鶏の卵を使用した」
   困難実現:「大量のゴマのエキスを一粒のサプリに凝縮した」
などが考えられます。

 以上のように、広告により高品質を表現するには色々な視点があります。制作する場合、どう表現するかを多面的に考えてみてはいかがでしょうか。 

 次回も、高品質の「認知」の続きです。展示について考えてみたいと思います。