対象:高品質な仕事を提供したい方 
効果:高品質を実現するための「人材」について「能力(工夫)」の視点から理解できます

 今回も、高品質を実現するための「人材」についてです。
 前回では、採用希望者に求められる重要な能力として、会社の仕事に対する「工夫」「継続」に関する能力をあげさせて頂きましたが、ではその様な資質の有無をどうすれば判定できるかについて考えてみたいと思います。

 まず、「工夫」に関してですが、
  ・工夫や思考することが好きか
  ・困難な課題に直面した時、どう工夫し乗り越えるか
などについて質問するのが有効かと考えます。

 「工夫や思考することが好きか」と質問する意図は、深く思考することを億劫がらずにできるか、ということです。人は本能的に深く思考することを面倒だと感じるところがあります。それは、遙か原始時代から続く傾向で、自分の身を守るためにはエネルギーを保存しておかなければならない、思考することはエネルギーを使う面倒な行為である、だからなるべく考えないようにしてエネルギーを蓄えなければならない、というメカニズムが無意識的に働いているとのことです。ですから、深く思考し工夫することを好む資質があるということは、あえて一般的に人が面倒がることを率先して実践できるということだと考えます。その様な人材は、ちょっとしたことでも考え工夫し改善していけるのではないでしょうか。

 そして、「困難な課題に直面した時、どう工夫し乗り越えるか」ですが、その質問から導き出したい資質は、解法の的確さも大事ですが、困難にどう向き合い解決できるかをしっかり考えることができるか、です。そのような資質があれば、たとえ時間が掛かっても多くの課題は解決できるのではないかと考えます。

 次回も、採用希望者の会社の仕事に対する「工夫」「継続」の資質を判定する視点についての続きです。今度は「継続」について考えてみたいと思います。