対象:高品質な仕事を提供したい方 
効果:高品質を実現するための「人材」について「性格」の視点から理解できます(採用を慎重に決める)

 今回も、高品質を実現するための「人材」についてです。性格についてより深く考えてみたいと思います。
 わがまま・傲慢・きつい・短気・ずぼらなどの性向そのものは、少ないに越したことはないかと思います。今回は、それらの性向が及ぼす弊害について考えてみたいと思います。

 わがまま・傲慢な性向が強いことで、
  ・指示に従わない
  ・平気で他者を傷つける
  ・組織の足並みを乱す
  ・無用な緊張感をつくる
などの弊害を及ぼす傾向があります。

 組織の規模が少人数である程そのような従業員が与える影響は大きいかと思います。居心地が悪くなり、また、あまり協力的ではないことから会社が成長できない要因になる可能性もあります。「何かいやなことを言ってくるのではないか」などと思うと他の従業員も落ち着いて仕事に専念できないこともあるのではないでしょうか。上司としても指示に従わない部下はストレスの種です。自分の意見を曲げないことは必要なときもありますが、些細なことでいちいち持論を主張して従わないのであれば、組織の意思統一もままなりません。

 きつい・短気な性向が強い場合においては、ちょっとしたことで怒りをあらわにされると腫れ物を扱うようになってしまいます。職場に緊張感が漂いますし、上司もやはり扱いにくいのではないでしょうか。

 ずぼらな性向が強い場合においては、仕事の質が低い、仕事が遅い、ミスを頻発するなどの弊害を及ぼします。指摘してもなかなか改善しようとせず、同じことを繰り返す場合もあります。

 以前にも「三つ子の魂百まで」ということで、特に成人の頃位を過ぎた後の性格は何か大きな切っ掛けがない限りあまり変化しないのではないかとお話しましたが、問題のある人を採用してしまった場合、その性格を改善するのは容易ではありません。ですので、採用試験の段階で慎重に見ていく必要があります。

 ただ、じっくり採用面接を行ったとしても、それでも後になってこうした性格が分かることもあります。しかし、採用したからには、退職を促さないのであれば会社の方針に従ってもらわなければなりません。そのような難しい人材にどう対応していくかについて次回は考えてみたいと思います。