対象:高品質な仕事を提供したい方 
効果:高品質を実現するための「人材」について「難しい人材」との向き合い方について理解できます(潜在意識に前向きな自分をインプット)

 今回も、高品質を実現するための「人材」についてです。
 前回は、わがまま・傲慢・きつい・短気・ずぼらなどの性向を持つ難しい人材を雇用してしまった場合、雇用主・上司の堂々とした態度を姿勢など形で示すことによりしっかり仕事をしてもらうよう指導していく必要がある、ということについてお話しました。今回は、堂々とした態度をどのような心持ちにより示していくかについて考えてみたいと思います。

 堂々とした態度を心理面から示していくためには、まず「しっかりした態度を示すぞ」という気持ちを強く持つことです。単純なことですが、まずはその様に決意することが堂々とした態度を示す上で大切です。

 それから、前向きな言葉を自分自身にかけることも有効です。「大丈夫」「私は頼りになる」「私は強い」「私は唯一無二の尊い存在である」などの言葉です。毎日何度も自分にそう語りかけることで少しずつではありますが変化していきます。

 人は意識的に言動を決めているようで、実はほとんど潜在意識により決定づけられています。潜在意識とは、人の意識の内、無意識の領域にあたるところで、全意識の90%以上を占めています。つまり、人が意識的にコントロールできる領域は全意識の10%に過ぎません。また、潜在意識は内臓の動きなど生命維持に関わる部分もコントロールしており、それだけ自分自身にとって強力な支配力を持っているということです。「わかっちゃいるけどやめられない」という言葉が表すように、つい食べ過ぎてしまう、ついたばこを吸ってしまうなどの現象は、意識では分かっているけどそれができないということであり、潜在意識に書き込まれた、もっと食べたい・もっと吸いたいという命令が働いているということです。

 もしも弱気な気持ちについとらわれてしまうのであれば、「私は弱い」という命令が潜在意識に書き込まれているのかもしれません。ですから、「私は強い」という言葉を何度も自分に言い聞かせることで、潜在意識を書き換えるということです。

 他にも自分を客観視する、などの方法もありますが、まずはこうしたことに取り組むことで強い・頼れる・尊い自分というイメージをインプットすると良いのではないかと思います。心が変われば自然と態度も変わっていきます。

 次回も、「難しい人材」との向き合い方で、「仕事に対する姿勢」について考えてみたいと思います。