対象:高品質な仕事を提供したい方 
効果:高品質を実現するための「人材」について「難しい人材」との向き合い方について理解できます(従業員の気持ちの変化・変化するための方法を提示する)

 今回も、高品質を実現するための「人材」についてです。
 前回は、難しい人材が変化したい兆しを見せた時、雇用主・上司が従業員にどうなりたいかを聴くことが、相手のことを知り、垣根を取り、モチベーションを高めることに繋がるということについてお話しました。今回は、雇用主・上司が従業員に「変化するための方法を提示する」ことについて考えてみたいと思います。

 難しい人材に対し、雇用主・上司が「その従業員に対し関心を持ち、示す」「どうなりたいのかを聴く」ことで、心理的な距離が縮まり相手が求めることを知ることができたならば、次はどうすれば変化することができるかについて提示してみることになるかと思います。

 性格を変化させるには、
  ・地道な繰り返しが必要であること
を押さえた上で、
  ・価値観を変えること
  ・アファメーションを活用すること
  ・客観的視点を持つこと
が有効かと考えます。

 まず、「地道な繰り返しが必要であること」についてです。以前もお話しましたが、性格において他者を変えることは至難ですが、自分自身を変えることさえ容易ではありません。性格とは心理的な習慣といえますが、人間は習慣の変化に対し抵抗しようとする心理的傾向があります。ですから、心を入れ替え一時性格が変化したとしても、また元の状態に戻ろうとします。いわば心理的な重力ですが、この重力圏を越えていくには、その方向に向かうためのアクションを繰り返し行っていく必要があります。

 「まずは、性格は変わりにくいものだ。変えるためには地道な繰り返しが必要だ」と捉えた上で、「価値観を変えること」「アファメーションを活用すること」「客観的視点を持つこと」に関するアクションを繰り返していくこととなります。

 次回も、「難しい人材」との向き合い方で、難しい人材が自分は変わりたいと思ったならばどう対応するかついて、引き続き「3.変化するための方法を提示する」をテーマに考えてみたいと思います。