対象:高品質な仕事を提供したい方 
効果:高品質を実現するための「人材」について「難しい人材」との向き合い方について理解できます(従業員の気持ちの変化・今後の計画について聴く3)

 今回も、高品質を実現するための「人材」についてです。
 「今後の計画について聴く」について、の続きです。
 「どうなりたいかやゴールなどありたい姿をイメージできる質問をする」ことにより、理想の自分やゴールが明確になったならば、次はそのゴールをどう実現していくかについて計画を立てていきます。それは、「具体的な行動を整理できる質問」によって行います。

 どのような質問かと言いますと、
 〈目的を達成するために〉
  ・具体的に何をしていく?
  ・持っている資源は?(能力、スキル、サポートしてくれる人 など)
  ・身に付ける必要のある資源は?
  ・これまで上手くいった経験は?
  ・その時上手くいった要因は?
などです。

 あと、「他には?」と必要に応じて質問することで、別のアイデアも出してもらうようにします。ゴールへの道筋は一つとは限りません。より短い、ゆるやかな経路があることが考えられます。また、より良いアイデアは、いくつか出した後でひねり出されるかもしれません。

 そして、アイデアをあらかた出し尽くした後は、その中で目的達成のために最善なものや、必要ならもう一つ二つ選択します。あまり沢山のことを一度にはできないので、優先順位の高いものを集中的に着手していきます。

 そして、具体的なアクションプランができたならば、「実施期限を決める質問」をします。期限が定まっていない計画はなかなか進まないものです。性向を変えるなど地道で面倒なことならなおさらです。例えば、「何年何月何日から計画を実施し、何年何月何日まで理想の自分になる」と定めることが計画を実践する後押しとなります。

 最後に、「応援しているよ」「期待しているよ」などの言葉で励まして終了となります。気持ちを言葉に込めれば、相手にもより伝わるかと思います。

 次回は、「5.経過を観察し、時折聴いてみる」です。