対象:高品質な仕事を提供したい方 
効果:高品質を実現するための設備を導入する手順について理解できます

 今回も、高品質を実現するための設備に関して考えていきたいと思います。
 設備導入ではなく外注を選択する場合についてですが、
 選ぶ基準として、
   ・その設備が主体業務か間接業務に関わっているかどうか
   ・より安くできるか
という点があります。

 「その設備が主体業務か間接業務に関わっているかどうか」ですが、
 主体業務の場合、
   ・ノウハウの蓄積
   ・人材育成
   ・秘密保持
   ・急な仕事に対処できない
などの観点から、できるだけ自社で行った方が良いかと考えますが、間接業務なら事業に与える重要度は下がりますので、より外注でもOKではないかと思います。むしろ、間接業務ならば、より安く済ませられるのであれば、設備費用だけではなく時間の節約にもなりますので、積極的に活用しても良いのではないでしょうか。外注で思いつくのが清掃業務などですが、事務作業も対象として考えられます。より効率性・合理性を追求する上でも考慮してみて良いのではないでしょうか。

 「より安くできるか」ですが、設備導入の費用対効果が割に合わないならば、主体業務であっても外注の選択肢がより濃厚になるかと思います。ただ、それでも主体業務の中でもコアに当たる部分は自社で行っていく姿勢が大切かと考えます。主体業務のノウハウ蓄積や秘密保持は、今後自社が存続し伸びていく上で非常に重要です。ですので、せめて主体業務の中のコア部分を遂行できる最低限の設備は導入していくことも視野に入れてはどうかと思います。

 あと、かかる費用も短期的だけでなく長期的にも見ていく必要があります。長期的視点からトータルして外注の方が高くつくのであれば、自社で設備導入した方が良いかと思います。

 その場合は、本体価格だけでなく、
   ・修繕費
   ・管理費
   ・支払利息
   ・エネルギー代
   ・必要に応じてその設備を駆使するための教育費
なども含めて考えます。

 今回で、事業の目的を実現するための「高品質な」商品・サービスを提供する仕組みに関しては終了です。次回は、事業の目的を実現するための「安全に」商品・サービスを提供する仕組みについて考えていきたいと思います。