対象:安全に仕事を提供したい方 
効果:安全に目的を実現する考え方について理解できます

 今回は、高品質を実現するための安全について考えていきたいと思います。
 例え高品質な商品・サービスを提供できたとしても、安全性に難があると事故の原因になります。安全性を確保する対策を事前に立てておき、常日頃から意識しておく必要があります。そのためには、起こる可能性のある事故を想定し整理しておくことで、発生する確率を減らせますし、発生したとしても迅速に対応することで被害を最小限に抑えることができます。その為には、ノートやパソコンで想定しうることをダーッと記述し、その後エクセルなどを使い整理すると効果的かと思います。

 エクセルで作成する項目(列)としては、
   ・事故の名称
   ・内容
   ・想定される原因
   ・予防策
   ・発生時対応策
などが考えられます。

 作成する際、難しく考えず記述してみればいいでしょう。奇想天外なことでも、後で削除できますのでまずは記入してみれば良いのではないでしょうか。テレビ・ネット・新聞なども参考になるかと思います。タイトルだけでも気づきの切っ掛けになる場合もあるのではないでしょうか。

 それから、余計な言葉を減らし、なるべく一目で分かるよう簡潔にします。ただ、言葉を減らしすぎて内容がよく分からなくならないように注意します。完成してから少し間をおいて読み返してみたり、第三者に見てもらうことで、その表の分かりやすさを判定できるかと思います。

 後は、その内容通りに対処出来るかイメージしてみます。実際に訓練してみるのも有効かと思います。災害を想定した訓練の時、例えワンプッシュで使えるトランシーバーがあったとしても、実際使用したことがなければ、いざという時どう使っていいのか分からない場合が多い、と伺ったことがあります。この様なことから、考えているだけの場合と体験した場合とでは、対応力に大きな差があることが伺えます。

 後は、できた表をクリアフォルダーに入れるなどして、すぐに取り出せる分かり易い場所に置いておきます。いざという時、表がどこにあるか分からなければ役に立たないので、想定しやすい位置を決めておきましょう。

 次回も「安全」について引き続き考えたいと思います。