対象:資料室を整理したい方 
効果:見取り図の作成方法が分かります

 今回も、資料室の整理について考えたいと思います。
 「3.区画整理の見取り図を作成する」についてです。
 ルールの概要を粗方作成したならば、次は資料室の区画について考えていきます。
 区画整理において心掛けることは、
    ・空間利用に無駄がないこと
    ・各部署への利用量に応じた区画割り
    ・利用頻度の高い部署の区画を入口に近い場所に配置
などかと考えます。
 仮に、条件設定について、
    ・資料室を利用するのは6部門であり、A部門~F部門
    ・書類を保存する段ボール箱のサイズに大差はない
ものとします。
 区画整理の見取り図作成のための手順は、
    A.資料室の見取り図を使い区画割り    
    B.資料室の利用状況の事前調査
    C.各部門に対する聞き取り調査
    D.資料室利用の割り振りを設定
    E.見取り図の作成
です。

〈A.資料室の見取り図を使い区画割り〉
 資料室の見取り図を以下の様に仮定します。  

 以下の図は各面の書棚を正面から見た図です。
 各面を
   縦5ブロック×横5ブロック=25ブロック
に分割します。

 床は
   縦4ブロック×横4ブロック=16ブロック
に分割します。
 置き場所の周囲は、
   ・書棚使用
   ・段ボールをどの面からも移動
   ・窓の開閉
の観点から、段ボール一つ分を運べる程のスペースを確保します。
 次回も、「3.区画整理の見取り図を作成する」についてです。