対象:倉庫を整理したい方 
効果:区画整理を効率的に行う方法について理解できます

 今回も、倉庫の整理について考えたいと思います。
 「5.区画整理をする」についてです。
 計画を立て各部門からの同意を得たならば、区画整理の実行に移ります。

 この区画整理における課題は、
    ・短時間で
    ・負担少なく
    ・スムーズに
    ・割り当てられた場所に正確に
物品を再配置することです。

 このステップでは、物品の移動など各部門の担当者からの協力が必要となりますが、計画を遂行する中心人物がいかに的確・効率的に指示するかが重要になってきます。
 そこで、各部門の担当者に集まってもらう前に、下準備としてそれぞれが配置する場所を見える化しておくことが有効です。
 具体的には、物品の再配置のために作成した見取り図を基にシールやビニールテープ、ネームランドを使い、区画がある程度分かるようにしておきます。

 添付する箇所は以下のようになります。
 〈床の配置図〉 現状において、資料室の床に物品が所狭しと置かれている場合はすぐにテープで区画割りすることはできませんが、角の部分にシールを貼っておくことはそれに比べると容易かと思います。
 物品を移動した後寸法を測る段取りとなると、その間各部門担当者を現場に待たせたり、一旦各部門に戻ってもらわなければならなくなり時間のロスとなりますが、この様に事前準備をしておけばそれを防ぐことができます。

〈書棚の配置図〉 あと、書棚は各部門との境目にブックエンドなどを設置し区切ります。
 書棚の各所に予め名前と境目を示すシールが貼ってあれば、どこに書類を置くか一目で分かります。このことも時間のロス削減に繋がります。

 また、各部門担当者の事前準備として、資料室に置いてある書類の内、不要なものは「不要」と記入した付箋を段ボール箱やファイルなどに貼っておきます。そうすることで、資料室の整理時にまとめて廃棄することができます。
 あと、「資料室をいかに整理するか(5)見取り図の作成方法2」で各部門の物品の個数を把握するために貼った付箋は、はがさずそのままにしておきます。それにより、各部門の担当者はそれぞれの物品をより容易に把握することができます。
 見取り図と規程はコピーして各部門の担当者に事前に渡しておきます。そうしておけば、更にスムーズに物品を移動することができます。また、見取り図や規程は、できればパウチして入口付近の分かり易い位置に貼っておきます。入口ドアの裏は、見ているとき誰かが入って来ると危ないので、ドア裏には貼らないようにします。
 次回は、「6.物品を再配置する」についてです。