by BL1961

対象:お客様のファンを増やしたい方 
効果:ファンになる要素について理解できます

 今回も、お客様にファンになってもらう方法についてです。
 引き続き、商品・サービスの視点について、「リラックマ」を題材に考えたいと思います。

 前回では、リラックマを
  ・物語
  ・デザイン
  ・認知
の内、物語、デザインについて分析しました。

 今回は「認知」についてです。

 リラックマは町中でよく見かけます。ローソンの店頭ですね。前々回でお話ししましたが、ローソンでリラックマフェアが開催されますと、ローソンの店頭にポスターやのぼりにより告知されます。そうなると、ゆるキャラに興味がない方でもリラックマを見ることになります。そのように、認知される機会が多いことがリラックマファンを増やすのに大きく影響しているかと思います。

 その効果として、

〈よく見かけるものには好感を持つ〉
 人間の心理的傾向として、よく見かける対象には好感を持つ特性があります。「ザイオン効果」と呼ばれる現象で、接触頻度が上がる程、その対象へ好感を持つ様になるという効果です。訪問頻度において、週1回と年1回の二つの取引先がある場合、週1回訪問する取引先の方が好感を持たれやすく仕事に繋がりやすいかと思います。リラックマを町のあちこちで頻繁に見かけることで、自然と多くの方に好感を持たれるということです。

〈人気のある対象にはより人が集まる〉
 これも、心理的傾向ですが、人は人気のある対象は優れていると自然と判断します。行列ができるラーメン屋により人が惹きつけられるのも、そうした心の動きの現れだと言えます(もちろん、一度食べて口に合わなければ、あまり行かないかとは思いますが)。アイドルなどのタレントも、人気に火がつけば更に人気が高まります。頻繁にリラックマを見かけ人気の高さを感じることで、リラックマは優れたブランドだと認識されている、ということはあると思います。

〈露出度の高さが、更に露出度を増加させる〉
 例えば、100人がリラックマを目にしたとして、その内の1人が「あれ欲しい」と思いグッズを購入したとすると、100万人見たならば1万個が売れることになります。そうなると、リラックマグッズは更に店頭に並ぶこととなり、更なる露出度増加に繋がります。

 ただ、一方で、これだけ露出していてなぜ飽きられないのか、という疑問が生じて参ります。次回は、そのことについて考えたいと思います。