対象:BCPを作りたい方 
効果:BCPの作成手順について理解できます。

 今回は、BCPをいかに作るかについてです。
 「BCPをいかに会社の発展に生かすか(1)BCPとは」でお話しましたが、BCPとは、災害や事故など不測の事態が発生したとしても、重要業務を中断させない、あるいは中断したとしても目標復旧時間内に復旧・再開できるよう平時から策定しておく計画のことです。つまり、重要業務である主たる業務を継続させるためのアクションプランを作成するということです。

 そのためには、
   1.目標設定
   2.組織編制
   3.各班の行動明確化
   4.必要物資リスト化
   5.関係省庁、緊急時連絡先や取引業者リスト化
   6.各種チェックシート作成
などが必要になります。

 まず、「1.目標設定」では、BCPによって何をどれ位のレベルで実現するかを明確にします。基準は、先程お話した「重要業務である主たる業務の継続」と考えます。
 例えば、病院ならば、
   ・患者様や職員の安全確保
   ・患者様の治療・介護の継続
   ・病院機能の維持・早期復旧
   ・地域住民の受け入れ
などが考えられます。

 その他の業種でも、「重要業務である主たる業務の継続」を目標とするならば、自ずと答えは導かれるのではないかと思います。ただ、何となくわかりきったことのように思われるかもしれませんが、
   ・自分たちの主要業務が何なのか
   ・自分たちの果たすべきミッションが何なのか
改めて熟考され文章化するのが良いと考えます。

 ここで決定することはBCPの基本方針ですので、ピントがずれたものになってしまうと計画が想定する内容と大きく外れたものになる可能性がありますので、しっかり向き合って頂ければと思います。

 次回は、「2.組織編制」についでです。