対象:BCPを作りたい方 
効果:BCPの作成手順について理解できます。

 今回も、BCPをいかに作るかについてです。
 「2.組織編制」についてです。

 有事の際、組織が編成されず各個人が単独で対処するような状況となると、
   ・まとまらず
   ・しどろもどろとなり
   ・全体的に力を十分に発揮できず
   ・資源の配置場所・貯蔵量が分からず
   ・資源の有効活用ができず
   ・設備の場所や使い方分からず
   ・情報を把握できず
   ・緊急連絡先に支援を求めるための連絡ができず
   ・取引業者に物資補給の連絡できず
 などの状況となり、
   ・人命救助が滞り
   ・物資が早々に枯渇し
   ・消防等各種機関からの救援が遅れ
   ・主たる業務や事業の再開が遅れ、あるいは不可能となり
   ・周辺地域の援助に貢献できず
といった結果に陥る可能性があります。
 よって、それを回避するため、有事の際、組織を円滑に編成できるように準備しておく必要があります。

 では、どの様な基準で組織を編成すれば良いでしょうか。
 例えば、シンプルに、
   ・全体を指揮する
   ・情報収集・総務業務する
   ・治療する
   ・介護する
   ・調理する
   ・物品・設備管理する
など大まかな役割をイメージし、それらのことを実行するため、
   ・災害対策本部
   ・情報・総務班
   ・医療班
   ・介護班
   ・食事班
   ・設備・物資班
を編成します。

 そして、各班の担当者は、
   ・災害対策本部(理事長、医師、事務長)
   ・情報・総務班(事務職、情報管理者)
   ・医療班(医師、看護師)
   ・介護班(介護職員、看護補助者)
   ・食事班(管理栄養士、栄養士、調理師)
   ・設備・物資班(事務職、設備管理者)
など、それぞれの役割を果たせる方を配置することになります。

 他の職種においても、以上のような視点から組織を編成していけば良いと考えます。もちろん、他にも色々な方法があるかと思いますが、有事の際に対応できる組織を準備してみて下さい。

 次回は、「3.各班の行動明確化」についでです。