対象:BCPを作りたい方 
効果:BCPの作成手順について理解できます。

 今回も、BCPをいかに作るかについてです。
 「6.各種チェックシート作成」についてです。

 災害発生時はかなりの混乱が予測され、何をどの様に対処すべきか冷静に判断することは困難かと思います。
 そこで、様々な行動をカテゴリー毎にチェックシート化し分かりやすいところに配置しておくことで、いざという時すぐに確認できるようにしておけば、なるべくもれなく必要な対処ができると考えます。また、有事に備え事前に準備するためのものを作成しておけば、より安心であると言えます。

 作成するチェックシートの種類としては、
   ・平常時
   ・地震
   ・津波
   ・風水害・豪雪
などに大別できます。
 「平常時」では、災害が発生した時に備え準備しておく内容をチェックシート化したものです。施設設備・備品や災害対策体制において漏れがないかチェックしていきます。
 「地震」「津波」「風水害・豪雪」では、災害の内容に応じたチェックシートを作成します。共通項もあれば、その災害特有の項目もあります。
 「地震」であれば落下物の危険など、「津波」であれば高波や備蓄食糧等が海水にさらされることによる損害など、「風水害・豪雪」では土砂崩れや雪崩、屋根雪の落下などです。

 各業種によっても必要な項目は異なってくるかと思います。
 また、例えば病院であっても、
   ・市民病院などの救急患者に対応している病院
   ・高齢者が多く入院している病院
   ・病院の規模
   ・各施設固有の特徴
によっても異なるでしょう。

 作成する上でのキーワードとして、
   ・安全確保
   ・火元点検
   ・消火活動
   ・物資確保
   ・電力確保
   ・耐震性能
   ・落下物対策
   ・便所対策
   ・津波対策
   ・役割分担
   ・情報収集・伝達
   ・避難経路
   ・避難訓練
   ・防災計画
   ・職員参集
   ・外部との連携
などの切り口から考えることで、対処すべきことが引き出されるかと思います。

 あと、ネットで「災害 チェックシート」等のキーワードで検索すれば、それに関するホームページが複数表示されます。参考にされてはいかがでしょうか。
 自社にとって最も適したチェックシートを作成して頂ければと思います。
 次回に続きます。