対象:BCPを作りたい方 
効果:BCPの作成手順について理解できます。

 今回も、BCPをいかに作るかについてです。
 「実地体験する」に関して考えたいと思います。

 各職員が非常事態についてどう対処するか考えイメージし、話し合いによって計画を立てたならば、その計画を基に実地確認を行います。
 確認する内容は、
   ・計画通りに行動できるか
   ・実際はどう対処するか
   ・必要な物品はどこに、どれだけあるのか
   ・必要な設備はどこにあるのか、実際に使用できるか
   ・避難経路は、実際避難しやすいか
などについてです。

 実際に体験してみて初めて分かることがあります。
   ・計画に従い活動してみたが、どうもしっくりこない
   ・必要な物品が見あたらない、棚の奥にあり取りにくい
   ・物品の量が少ない、あるいは無駄に多い
   ・消火設備など、分かりやすい場所にあるのに気づかない
   ・ボタンをワンプッシュで起動できるなど簡単に扱える設備のはずだが、
    いざ操作しようとするとピンとこない
   ・最短ルートの避難経路を選択したが、通路が狭いなど移動しづらい
   ・避難経路に物品が置いてあり、避難の際邪魔になる
などの気づきがあるかもしれません。

 頭で考えたことと実体験とはずれがあったりします。例えば、工具として使用する、そこそこ大きなボルトが目の前にあったとして、「きっとこれくらい重いんだろうな」という想像はつくのですが、実際に持ってみたとき感じる重みは想像とは違うと思います。そのように、実地体験あって初めて計画は実践的ものになると考えます。

 実地体験した後は、再度メンバーが集まり話し合い、必要な箇所は追加しいらない所はそぎ落とし、改めて実地検分します。それにより、よりリアルな状況に対応できる計画になるかと思います。
 次回に続きます。