対象:自分自身に関するイメージを変えたい方 
効果:自分自身に関するイメージが改善されることで能力が高まります。

 今回も、自分自身に関するイメージを改善し能力を発揮することについてです。
 前回、セルフイメージの良し悪しが、仕事における能力発揮に大きく影響してくるとお話しましたが、具体的にどのような仕組みによりそのようなことが起こるのかについて考えたいと思います。

 まず、「正のセルフイメージ」が強い場合です。これは、自分自身に対して良い印象を抱いている状態です。
 一般的に、正のセルフイメージにより表現される態度として、
   ・明るい
   ・前向き
   ・調和
   ・穏やか
   ・強気
   ・許せる
   ・リラックス
   ・積極的
   ・集中
   ・勤勉
などが挙げられるかと思います。

 そのような状態であれば、「明るく、調和的に、穏やかに人と関わり、必要なら時に強気に振る舞い」「積極的に、集中して、熱心に仕事に取り組む」ことで、大いに能力を発揮できる状態かと思います。また、すべての項目に合致しなかったとしても、正のセルフイメージにより積極的、集中、勤勉などの特性が表れていれば、例え人づきあいは苦手でも良い仕事をすることに精を出すことで、一流の仕事師として前向きなプライドを自分自身に対して抱くことができると考えます。

 では、そのような現象はどのような考え方を基盤に現れてくるかですが、
   ・自分が好き
   ・自分はOKである
   ・私は時に間違えることもある
   ・私の中には、うれしい、楽しい、喜ばしい気持ちもあれば、怒り、憎しみ、嫉妬
    の気持ちもある。それで問題ない
   ・私にとって、自分も他者の気持ちも大切である
   ・私はより良い仕事を提供したいと思っている
   ・私は有能である
   ・私にとって、困難は成長の糧である
   ・参考にはしても、私は他者の評価に左右されない
   ・私は堂々としていていい
などが考えられます。

 例えば、「私の中には、うれしい、楽しい、喜ばしい気持ちもあれば、怒り、憎しみ、嫉妬の気持ちもある。それで問題ない」といった考え方の場合は、「うれしい、楽しい、喜ばしい気持ちはもちろんOKだけど、怒り、憎しみ、嫉妬の気持ちもあるよ。だって人間だもの(リラックス・穏やか)。だから、他の人が怒ったり、恨んだり、嫉妬したりするのも当然だと思う(許せる)。だけど、怒ったり、恨んだり、嫉妬したりすると周りが不快な思いをするから、なるべく出さないようにしよう(調和)」などのような思考の流れを作るかもしれません。それにより、()カッコの中の態度が表れます。
 このように、正のセルフイメージは前向きになる考え方を生み出し、それがプラスと受け取られる態度として表現されると考えます。
 次回に続きます。