対象:セルフイメージを変えたい方 
効果:セルフイメージが改善されることで能力が高まります。

 今回も、セルフイメージを改善し能力を発揮することについてです。
 前回、理想の自分像に自分を近づけていくためには、言葉掛けによって思考パターンを変化させていく、ということについてお話ししました。

 ただ、セルフイメージを変化させていく上で重要なことがあります。
 それは、
    「自己否定をしない」
ということです。
 誰しも一度は自分を否定した経験があるかと思いますが、自己否定は何も良いことがありません。ただ、自分を傷つけるだけです。

 前々回で、負のセルフイメージにより表現される態度として、
   ・暗い
   ・後ろ向き
   ・排他的
   ・短気
   ・弱気
   ・許せない
   ・緊張
   ・消極的
   ・意識散漫
   ・勤勉ではない
などが挙げられるとお話ししました。

 確かに、このような傾向が仕事や人生において支障を与えているならば、改善が必要かもしれません。営業の方が顧客獲得しなければならないなら、消極的になっていては難しいかと思います。短気ですぐにカッとなり喧嘩してしまうのは問題です。
 ですが、まずはそんな自分であっても「それも自分の一部だ。あってもいいよ」と認めることとても大切です。

 すぐに喧嘩をしてしまうのがOKなのではありません。自分の短気な部分をまず認めるということです。「私って結構短気だよなあ。まあそういうところも自分だよなあ」というような感じです。
   「私って根暗だよね。まあでもいいよね」
   「私って後ろ向きだよね。でもいいか」
   「私は弱気だよな。でもいいよ」
   「人前ですぐ緊張しちゃうな。でも、だから何?」
   「消極的な自分、OK」
   「なかなか物事に集中できないな。でも支障なければいいかな」
   「私はすぐに怠けちゃうよね。まあそんなところもあるよね」
そんな風に認めると、どこかホッとするかと思います。セルフイメージを変えるのはその後の工程になります。
 そもそも、上記のような態度はダメでしょうか?特に支障がなければそんな自分の部分があっても良いのではないでしょうか。

 一方で、無理に「こんな自分じゃダメだ、変わらなければ」と思い、その様に思いながら理想の自分像に近づけるような言葉掛けをしていてもしんどいです。
 自分を変化させていくにせよ、現状のままでいるにせよ、「自己否定しない、自分を認める」ことは全ての人が心掛けて頂けたらと思います。

 ここまで、セルフイメージを改善することについてお話ししてきました。
 確かに、
   「ガンガン行こうぜ」
という態度と
   「なかなか先に進む気持ちになれないよ」
という態度では、結果は変わってくるかと思います。
 ですが、一方で、「なかなか先に進む気持ちになれないよ」と迷う気持ちもあっても良いのではないでしょうか。どの様な気持ちであれ、まずは認めることで気持ちが軽くなります。
 ただ、認めたうえでやはり手放した方が良いものが自己否定以外にもあります。
 次回はそのことについてお話したいと思います。