対象:プログラミングを通じて得られる能力について知りたい方 
効果:プログラミングがもたらす能力面での副産物について知ることができます。

 前回は、プログラミングによって磨かれる能力に関し、発想力について考えました。引き続き、発想に深く関わる潜在意識について考えを進めていきたいと思います。 今回は、〈潜在意識は感覚処理〉〈潜在意識は自動操縦〉についてです。

〈潜在意識は感覚処理〉
 前々回もお話ししましたが、左脳は言語や数字などを扱い論理的に作業し、右脳はイメージなどを扱い感覚的に作業します。例えばある目的地まで移動しなければならない場合、左脳では「あの道を通って国道に出て○○交差点で右に曲がって○○のお店で左に曲がって・・・」と言葉を使い論理的に考えますが、右脳では地図の画像や景色をイメージして感覚的に把握します。どちらも情報として重要なのですが、言語だけで考えるよりイメージも取り入れた方が間違いはかなり減るでしょう。右脳によりイメージで立体的に道筋を把握することができるわけです。潜在意識は右脳に基づいていますが、課題を潜在意識に問いかけることで、イメージなどを駆使して無意識的に様々な角度から解決に向かう方法を探ってくれると考えます。

〈潜在意識は自動操縦〉
 潜在意識の自動操縦は、課題を解決する上で非常に便利な機能です。潜在意識は生体機能の働きや自然な歩行の動きなどを無意識的に同時進行で管理していますが、潜在意識に課題を問いかけることで自動的に課題解決手段を検索してくれます。その機能を有効に活用する方法の一つとして、寝る前に課題について自らに問いかけてから就寝することが挙げられます。こうすることで、朝起きた時やその後日常的に活動していて、ふっと「ああそうだ。こうすればいいんじゃないか」と答えが得られることがあります。それは、寝ている間に潜在意識が課題の解決方法について自動的に思案したことが考えられます。

 ここまで、発想力を向上させる手段として、主に潜在意識について考えてきました。次回は、プログラミングに取り組むことで、発想力を高める潜在意識にどう働きかけられるかについて考えたいと思います。