対象:BCPにおける情報収集の方向性を理解したい方 
効果:災害時においてどの様な情報を収集するべきか理解できます。

 今回も、BCPにおける情報の重要性についてです。
 前回、災害時の情報収集は、
  ・個人:身を守る
  ・企業:企業の活動を維持する
を基準に行うことになる、ということについてお話しました。
 情報収集するための軸を持つことで、沢山の情報から今の自分達にとって必要なものをより適切に選択できると考えます。

〈災害時における企業の情報収集〉
 災害時において、企業はテレビ、ラジオ、ホームページ、メール、電話など、様々な手段を用いて情報収集すると思います。目的は「企業の活動を維持する」ことですが、それには、
   ・人手
   ・火災が発生したならば消火のための手段
   ・水道・ガス・電気等ライフラインの復旧・維持
   ・破損した設備の修繕
   ・事業を継続するための物資の調達
   ・生活物資の調達
   ・避難用具の入手
   ・避難場所の確認
   ・自社の立地の危険性把握
などが必要です。

 そのための情報は、
   ・何人の職員が職場に来られるのか
   ・職員が来るのに掛かる時間はどれ位か
   ・消防署など関係省庁への連絡先
   ・水道・ガス・電気等ライフライン関連会社への連絡先
   ・設備を修理する業者への連絡先
   ・取引業者への連絡先
   ・応援を求めるための関連機関の情報
   ・物資の備蓄情報
   ・避難用具の配置場所
   ・避難場所
   ・ハザードマップなど地理情報
などが考えられます。

 そして、上記の情報を収集するためには、事前に準備しておく必要があります。
   ・職員が職場へ来られる人数の把握のための、メールなどを活用した仕組みの作成
   ・職員名簿
   ・消防署など関係省庁への連絡先リスト
   ・水道・ガス・電気等ライフライン関連会社への連絡先リスト
   ・取引業者への連絡先リスト
   ・物資の備蓄リスト
   ・避難用具の配置マップ
   ・避難マップ
   ・危険性を把握するためハザードマップにマーキング
などが考えられます。
 次回に続きます。