対象:BCPにおける情報収集の方向性を理解したい方 
効果:災害時においてどの様な情報を収集するべきか理解できます。

 今回も、BCPにおける情報の重要性についてです。
 BCPにおける情報を収集するため事前に準備しておく要素として、前回に続き「職員名簿」についてです。今回は、「携帯電話番号・固定電話番号・メールアドレス」について考えます。

〈携帯電話番号・固定電話番号・メールアドレス〉
 「BCPにおける情報の重要性(3)」でもお伝えしましたが、復旧が早い可能性が高いのは、
   1.メール
   2.固定電話
   3.携帯電話
の順です。

 まず、「1.メール」ですが、その他の電子通信手段であるSNSについても同様です。東日本大震災では日本中の電話が繋がりにくくなりましたが、スカイプやツイッターは比較的影響なく使えました。また、熊本地震ではLINEが活躍しました。LINEの既読機能は東日本大震災が切っ掛けで開発された機能ですが、「既読」になっているだけで相手が生きていることが確認でき、安心することができます。フェイスブックではメッセンジャー機能によりLINEのように会話できます。
 (参考図書:4コマですぐわかる 新 みんなの防災ハンドブック

 また、災害時に活用できるかは分かりませんが、ZOOMも有効ではないかと考えます。ZOOMは無料で活用できるウェブ会議アプリで、私はこれまで利用していて音声の途切れや通信の断絶はありませんでした。ZOOMに関してはこちらをご覧下さい。
  ・オンラインコミュニケーションを簡単に行う方法

 あと、メールアドレスの設定に関してですが、禁じ手の書式があります。
  ・@の前に .(ドット)を配置する。
    例:yamada.@gmail.com
     (yamada と @ の間 に .(ドット)がある)
  ・..(ドット)を二つ並べて配置する。
    例:taro..yamada@gmail.com
     (taro と yamada の間に ..(ドット)が二つ並べて配置してある)

 以上のような書式にすると、メールアドレスの国際基準「RFC」に違反したメールアドレスに該当し、メールがそのアドレスに送信できない(Outlookでは実際送信できませんでした)などの不具合が発生します。いざという時メールが届かなければ、それだけ情報手段が制限されてしまいます。もし、このケースに当てはまるのであれば、面倒ではありますがメールアドレスの変更を検討されてはいかがでしょうか。
 他にも禁じ手の書式があります。株式会社アーティスさんなどのページに詳しく掲載されておられますので、ご参照下さい。
 次回に続きます。